
投資したことはないけどお金は増やしたい。
投資してみたいけど損するの怖いな。
株とかやったことないけど少し興味がある。
毎日株式の相場を確認するのは面倒だ
楽してお金を増やしたい!
本記事ではこういったこういった人におすすめの投資方法である、「インデックス投資」の手順を紹介していきます。
インデックス投資って何という方はさきに次の記事をお読みください。
使用する証券会社
楽天証券を使用します。楽天証券を選ぶ理由は下記です。
投資信託を所有している残高に応じてポイントがもらえる(年率0.048%)
楽天カードで投資信託を積立設定すると毎月1%分ポイントがもらえる
口座は「特定口座源泉徴収あり」をえらびましょう。それでは楽天証券を選ぶ理由について順番に解説していきます。
投資信託を所有している残高に応じてポイントがもらえる(年率0.048%)
投資信託とは本記事で購入を推奨している金融商品カテゴリのことです。簡単にいうと下記です。
あなたの代わりにどの株に投資するのかを判断し、運用
運用ででた利益は還元
その代わり運用手数料をもらいます。
こんな感じです。
普段から楽天市場や楽天カードを使っている人にはおなじみな楽天ポイントですが、楽天ポイントは株式投資にも使えます。
例えば楽天ポイントが500ポイントあって10000円の株を買ったとします。
このとき支払う現金は10000-500=9500円になるわけです。
楽天証券に預けている投資信託の金額が多ければ多いほどリターンも大きくなります。ちなみにSBI証券でも投資信託保有ポイントが存在します。SBI証券の場合はTポイントがもらえます。
しかし後述する金融商品を選択した場合、楽天証券よりも還元率が悪いです。
楽天証券 0.048%
SBI証券 0.03%
今回の投資方法は長期保有前提のインデックス投資なので、このコンマ数%の差でもボディブローのように効いてきます。
楽天カードで投資信託を積立設定すると毎月1%分ポイントがもらえる
楽天証券の口座で楽天カードを使って積立を行うと投資した金額の1%分のポイントがもらえます。
楽天カードで積立できる上限金額は5万円です。
なので5万円の1%分、つまり500ポイント毎月付与される計算になります。
したがって楽天証券の口座と楽天カード
が必要になります。持っていない人がいたら作りましょう。
楽天カードは新規入会で5000ポイントもらえます。
毎月付与される500ポイントですが長期保有前提のインデックス投資においては馬鹿にできないほどのリターンをもたらします。
この貯まったポイントも買い物に使用するのではなく投資に回しましょう。資産が増えるスピードが大幅にアップします。
特定口座源泉徴収あり
「特定口座源泉徴収あり」を選択すると株式関係の面倒な確定申告を自動でやってくれます。
ただし確定申告を行った場合のほうが得をするケースが多いので毎年確定申告する必要はあると考えておきましょう。
特定口座源泉徴収ありでも確定申告をすることは可能です。
現在では住民税を確定申告せずに所得税だけ確定申告することもできます。住民税は特定口座源泉徴収ありのままで申告しないということもできます。
住民税を確定申告すると損をするケースもありますが特殊なケースを除いて気にしなくてよいでしょう。
投資する上で抑えるポイント5つ
楽天証券と楽天カード
の準備ができたら次に投資する金額を決めます。
インデックス投資をする上で絶対条件なのが下記です。
すぐ使う予定のないお金であること
詳しくは下記記事をみてください。
教育費について
子供の教育費は現金で保管しておきましょう。以前であればジュニアNISAが活用できましたがもうすぐ終了しますし短い期間だと元本割れのリスクもあります。
10年は使わないお金を用意してください。
この10年というのは過去の株式市場の動きから10年間投資を行えば元本割れをすることが非常に少ないからです。
マイホームについて
10年以上建てる予定がないのであれば投資にまわしてもいいでしょう。
しかし運が悪いとと10年後にリセッションと呼ばれる株が大幅に下落する年が来るかもしれません。
そうなった場合はマイホームは延期しなければなりません。
私の例マイホームは建てないつもりです。なぜなら日本は人口減の時代で空き家だらけになるからです。
貯金がある場合
ある程度の貯金がある場合はそれを36〜60分割(3〜5年に分けて投資することになります)し、毎月の掛金に追加で投資してください。
例えば240万あった場合
楽天カード積立分+毎月4万を投資する計算です。
※この際必ず楽天カードを優先し投資をするようにしてください。
1%還元は馬鹿にならないです。
金額に応じた投資の仕方は後述しています。
私の場合はデイトレードも好きなのでインデックス投資をしていない分に関しては資産の10%までと決めて日本株に投資しています。3月28日追記:最近はインデックス投資と中長期保有を前提とした個別株の複合運用方法に切り替えようかなと考えています。また、トランプさんが切り札を2枚切っており、コロナが収まれば金融市場がバブルになる可能性が高いです。
余剰資金はクラウドファンディングなどに投資するのも手段の一つですが、長期的にみるとインデックス投資を最優先することをおすすめします。
一括購入でいいじゃんと思わる方もいるかもしれませんが、金融商品の性質上、必ず分割して投資してください。予算があっても1回の取引で使いるのではなく、分散して投資をします。
予算が100万あるとします。
1回の取引で100万円分の株の注文をいれるのではなく、20万の注文を5回いれる。
このような投資をオススメします。もちろん1回で買ったほうが良いケースもあります。
本記事では楽天証券の口座を推奨しています。
楽天証券の口座に楽天カードで積立(月5万)を行うことによって毎月500ポイントのリターンが確約された状態になります。
これはかなり大きいので必ず楽天カード経由で積立を行いましょう。
購入する金融商品について
種類についてもこちらで記事にしています。
簡単にまとめると

日本を除く先進国株指数への連動を目指すインデックスファンドのうちおすすめなのはこの4つです。
今回は楽天証券を選んでるのでSBI・先進国株式インデックスファンドは購入できません。
残るはこの3つです。
ニッセイ外国株式インデックスファンド
slim先進国株式インデックスファンド
たわらノーロード先進国株式
正直どれを選んでもあまり変わりませんがslim先進国株式、たわらノーロードのどちらかをおすすめします。
slim先進国が税抜信託報酬をニッセイ外国株に対抗し、
0.093%に引き下げることを発表しました。
1.ニッセイ外国株式インデックスファンド 0.093%
2.slim先進国株式インデックスファンド 0.093%
3.SBI先進国株式インデックスファンド 0.096%
4.たわらノーロード先進国株 0.0999%
ニッセイ外国株とslim先進国株が同列ですね。
※野村證券から野村スリーゼロが発表されていますが、つみたてNISA限定なので本記事ではおすすめしていません。野村スリーゼロのコストゼロより楽天経済圏のポイントもふくめた楽天証券のポイント還元のほうが好みです。
2月21日付けでニッセイ外国株が税抜信託報酬を0.093%に引き下げました。
1.ニッセイ外国株式インデックスファンド 0.093%
2.SBI先進国株式インデックスファンド 0.096%
3.slim先進国株式インデックスファンド 0.0965%
4.たわらノーロード先進国株 0.0999%
なのでニッセイが一歩リードしてる状態です。
それぞれ下記の特徴があります。
eslim先進国は純資産額に応じて手数料がやすくなる。
たわらノーロードは取り扱い金融機関が豊富。
eslim先進国は手数料最安値を追求しているので迷ったらeslim先進国でいいかもしれません。
私は流通チャネルを重視して、たわらノーロードを選択しました。
※3月6日追記 現在では野村スリーゼロを除くとニッセイ外国株、slim先進国株が信託報酬では最安です。ニッセイ外国株、slim先進国株のどれかを選んでおけば問題ないでしょう。

投資方法について
ここからは投資に使える金額に分けて投資法を解説していきます。
余剰資金が100万以上ある場合
つみたてNISAで40万たわら or slimを一括投資を行う
特定口座でたわら or slimを楽天カードで毎月1日に5万積立設定
5万以上の部分は積立設定で買う
購入する際は必ず再投資型を選択する
ちなみにつみたてNISA口座ではなくつみたてNISAでも問題ありません。NISAについては別記事で解説しています。
余剰資金が100万以下の場合
楽天カードを使ってつみたてNISAで口座に積立
余剰資金がない場合でも月々の給料から出せる金額がある場合は楽天カード経由で投資しましょう。
5000円でも構わないです。貯金するよりはよっぽどお金が貯まります。
色々書きましたが以下のルールを守れば問題ありません。
投資に使用する口座はつみたてNISA(NISA)を最優先する
積立する際は楽天カードを必ず使う
可能であれば楽天カードの積立上限(5万)を使い切る
毎月の積立金額が楽天カードの上限(5万)を超える場合、超えた分は普通に積立投資を行う
一度投資を始めたら引き出さないこと
以上の設定が終わったらあとは資金を楽天銀行口座に預けて仕事や副業に励みましょう。
まとめ
この記事を書いている2020年2月9日現在は明らかに相場が過熱し、またコロナウイルスの影響もあるのでリセッションが近いかもしれません。
またアメリカ大統領選も今年行われるので激しく株価が動く可能性が高いです。
3月28日追記:実際に株価は大きく下がりました。トランプは切り札を2枚切りましたがそれでも昨日のダウは-915.39(-4.06%)と大幅に下落しています。まだまだそこは見えなさそうなので現金でとっておいたほうが良いかもしれません。といいつつ私は貯まっていた配当金でARCCとSPYDを購入してしまいました。^^;
株価が下がったときはチャンスです。強靭なメンタルや経験が必要ですが追加投資に最適な時期です。ここに全力で投資できればリターンはかなりのものになります。
前述しましたが暴落時に投資する際も一括投資をするのではなく分散することをおすすめします。
以上がインデックス投資のやり方です。これ以外に特に何もしなくて問題ありません。むしろ変に追加投資をすることによって本来得られたはずの利益がなくなる可能性もあります。
基本的には本記事の通りに投資をすれば問題ありません。
新興国について
1つ留意点です。
10年単位で保持すると仮定した場合、10年後の世界の株式市場の時価総額比率が気になります。本記事で紹介したインデックスファンドが投資するのは主に先進国の株式市場です。
先進国の株式市場は時価総額比率で75%以上を占めていますが10年後はどうなっているかわかりません。
BRICSと呼ばれる新興国の株式市場が伸びているかもしれないですし、相変わらずアメリカが半分を占めているかもしれません。
私自身も投資しているので随時動向を見守っていく予定です。
NISA口座を持っていない人は開設が必要です。このインデックス投資に確定型拠出年金(iDeCoなど)を組み合わせると更に資産形成スピードが上がります。
これを確実に行うことができれば人類と世界経済の成長とともにあなたの資産も増えていくでしょう。これは私自身が資産を増やした手法です。
デイトレードも併用しましたがインデックス投資のほうが遥かに楽でリターンを得られる確率も高いです。
お金さえ用意できれば難易度は低いので再現性は非常に高いと考えています。あなたの人生の参考になれば幸いです。