産業用ロボット関連銘柄オススメ5選!あの大企業が上場来最安値付近です【2020年最新版】

日本株

株式投資をする際に、「どの銘柄に投資しようかな?」と悩んでいませんか?

世界的に需要が高まっている分野の1つに産業用ロボットがあります。

日本においては人口減の時代において人に変わる生産力としてのロボットは見えないところで我々の生活を支えています。海外においてはこれから新しく工場を建てる際、最初から自動化を意識されるでしょう。

なぜなら最初から自動化を意識したほうが結果的に安くなるからです。また海外において産業用ロボットの稼働数が伸びているのは下記です。

産業用ロボット稼働台数 過去 5 年平均成長率
  • ベトナム 前年比 +53.9%
  • 中国   前年比 +37.4%
  • メキシコ 前年比 +37.0%
  • カナダ  前年比 +29.9%

出典:SBI証券

このように海外で非常に伸びており、世界的な需要が見込まれています。

また工場における生産だけでなく、人を助けるロボットの普及も見込まれます。

本記事ではなぜ産業用ロボットが今後伸びるテーマなのかと解説したのち、産業用ロボットのオススメ関連銘柄を5つ紹介します。

なぜ産業用ロボットが今後成長が見込まれるテーマなのか?

結論からいうと下記の3点です。

脱中国依存による産業用ロボットの新規需要

継続した産業用ロボットの稼働台数と成長率

アフターコロナによる世界経済の再活性化

それぞれ具体的にみていきましょう。

脱中国依存による産業用ロボットの新規需要

コロナショックで世界の工場の中国が経済活動を停止した際に、サプライチェーンを中国に依存していた日本や欧米では脱中国の意見がでてきました。

なぜなら必要なものを1つの国に依存していれば、その国に政情不安や今回の予期せぬ出来事が発生した際、影響を受けやすいからです。

現在の中国は世界2位の経済大国でありながら世界の工場、資源の供給国でもあります。

これを見直すために中国にある工場を分散させる動きが出てきています。

継続した産業用ロボットの稼働台数と成長率と成長率

出典:IFRより

2022年には400万台の産業用ロボットが稼働すると言われています。継続して2ケタ成長が続いています。グラフのように毎年2ケタ成長すると、8年程度で倍になる計算です。

製造業だけでなく、工場や倉庫、物流センターをサポートするロボット、病院で医療関係者をサポートするロボット、農業をサポートするロボットなど様々な分野で普及が見込まれます。

アフターコロナにおける世界経済の活性化

コロナショックが世界経済の成長にどれだけ影響を及ぼすかは未来にならないと分かりません。1つ言えることは人類が滅びない限り、世界経済は成長を続け人類は発展していきます。

コロナショックからの回復には2−3年時間が必要だとの声もありますが、どうなるかは分かりませんね。株式市場における株価は投資家たちの期待を金額にしたものであり、通常は一足先に景気の悪さを織り込むと言われています。

例えば中国では経済活動が再開しており、結果として景気に対して敏感な半導体関連銘柄の株価が上昇しています。

産業用ロボット関連銘柄① 川崎重工業(7012)

出典:株探

川崎重工業は売上高が1兆円を遥かに超えている大企業です。しかし売上高と比較して純利益が年々低下している非常に低い問題のある企業です。

多方面に経営資源を分散させた結果、無駄が多数発生し利益率が低下していると考えられます。

今回川崎重工業(7012)を紹介したのは利益率が年々落ち込み、今年の4月頭には上場来最安値をつけたからです。逆に考えると投資チャンスでもあります。

3月の底値からまだ半分も回復していません。長期でみると絶好の投資機会といえるでしょう。

しかし財務の状態も悪化しているので注意が必要です。

今年の6月末に社長がロボット事業出身者に変わります。これは川崎重工業(7012)がロボット事業へシフトすることを意味しています。

出典:IFRより

また川崎重工業(7012)は協業ロボットでは世界第2位であり、国内ではトップクラスの企業です。上図のように世界のロボットに占める協業ロボットの割合は非常に低く、需要の拡大が見込まれます。

川崎重工業(7012)は今後、自社の強みをどのように活かすか新経営者の手腕が試されますね。

産業用ロボット関連銘柄② ファナック(6954)

出典:株探

工場の自動化に特化した産業用ロボットメーカーです。工作機械用の加工手順の計算や複雑な形状の加工を計算するCNC装置の分野では世界シェア5割程度を誇っています。

ファナック(6954)の強みはロボットや計算装置を個々で提供するのではなくトータルソリューションとして提供することです。

ファナック(6954)は年々営業利益率が低下しています。なぜなら継続して設備投資を行っているからです。

投資した設備を利用して増収にはいる時期かと考えられますが、コロナショックで先送りになってしまった感があります。

世界最大の産業用ロボットの市場はやはり中国です。中国では産業用ロボットメーカーのABBとの熾烈な競争があります。

産業用ロボット関連銘柄③ 安川電機(6506)

出典:株探

ファナックと並ぶ産業用ロボットメーカーで、サーボモーターとインバーターで世界トップクラスのメーカーです。

昨年の米中貿易摩擦をうけて中国の設備投資が低下した影響をうけています。苦戦が続いていますが、コロナショックで悪材料は出尽くした感もあります。

3月下旬にかけて中国の経済活動が再開したことを受けて中国工場は稼働率を高めているようです。また中国政府が経済の回復を狙って5G関連への投資を拡大しており、安川電機(6506)も恩恵をうけています。

株価の面では底値から50%程度回復しており、日経平均と近い値動きをしています。

産業用ロボット関連銘柄④ 川田テクノロジーズ(3443)

出典:株探

川田テクノロジース(3443)は橋梁建設を主力とする企業です。2015年にカワダロボティクスにロボット事業を集約して現在育成中です。

人と複数のロボットが組み立て作業を連携する世界初の試みを行いました。これにより経済産業省のロボット大賞を受賞しています。

株価は日経平均やTOPIXと比較して回復が遅れています。

NEXTAGE2019

産業用ロボット関連銘柄⑤ ナブテスコ(6268)

出典:株探

ナブテスコ(6268)は産業用ロボットの精密減速機で世界シェア6割のメーカーです。自動ドアに関しても世界トップクラスです。

主力の産業用ロボットの精密減速機は中大型産業用ロボットの関節部分などに使用されます。以前は精密減速機が売上の大半を占めていましたが、徐々にバランスのよい比率に変化しています。

精密減速機は前述したファナック、安川電機、川崎重工業に卸しています。またファナックや安川電機のライバルとなるKUKA Roboter(独)やABB Robotics(スウェーデン)にも卸しています。

産業用ロボットに必須の精密減速機で世界シェア6割を誇っている部分はゆるぎのない強みでしょう。

株価は好調でコロナショックの底値をほぼ回復しています。今後の業績に期待です。

まとめ

メーカーは営業利益率が低くなる傾向にあります。産業用ロボットにおいても同じです。したがって投資家目線では投資の対象から外れることも多いかと思います。

また景気の影響を受けやすく個人投資家の投資対象としてはイマイチ旨味のないテーマとも言えます。また海外売上比率が高く、円高の影響をうけやすいテーマです。

しかし産業用ロボットも人類の発展には欠かせないものです。

川崎重工業は上場来最安値付近にあり、中長期でみると絶好の投資チャンスとも言えます。しかしIR情報情報や中長期計画を見る限りではあまりにも無駄が多く、浮上には少し時間がかかるかもしれません。

川崎重工業自体がロボット事業にシフトしており、新経営者もロボット事業出身者なのであっと驚くV字回復をしてほしいですね。

あなたの人生の参考になれば幸いです。