【スマート農業】農業の分野におけるドローンの活用法7つ【国が推進】

【スマート農業】農業の分野におけるドローンの活用法【7つ】ドローン

農業の分野におけるドローンの活用法

ドローンは様々な分野で導入が進んでいますが、最も導入が早かった分野の一つに農業があります。

農家の高齢化や人で不足、跡継ぎ問題、さらに天候や海外との価格競争などの影響で年々就労人口が減っています。

そこで下記の課題がでてきます。

人口減の時代にいかに効率よく仕事をこなしていくか

本記事ではドローンが農業の分野において活用が見込まれている活用法を解説していきます。

農薬散布

もっとも導入が盛んなのが農薬散布です。

30年前から飛んでいたドローン

実は民間の分野では少し前まで世界で一番ドローンが飛んでいた国は日本なのです。

飛んでいたドローンとはヤマハの無人ヘリコプターなんですね。

30年ほど前から防除に用いられています。

今では農薬の空中散布の定番ですが登場した時代は有人航空機からの散布がメジャーで毛嫌いされたそうです。

新しいものは浸透するまで時間がかかるんですかね。

1機1300万程度する高価なものです。エンジンで駆動するので重量も相当あり、

大人の男性数人が必要です。

農薬散布ドローンの性能とは?

標準的なスペックの農薬散布ドローンで1haあたり10分程度で散布できます。

ただ日本の圃場は小さいものが点々としています。

なので現実的には1haあたりの散布時間はもう少しかかるでしょう。

最近は高性能化高付加価値化が進んできており値段が上がりつつあります。

ただ昔ながらの散布だけの機体だと150万前後、安いものだと100万未満で買える機体もあります。

モーター、バッテリー駆動なので充電する必要があることに注意してください。

バッテリーが結構高価で本数を揃えるとあっという間に金額が跳ね上がります。

バッテリー1本で10分程度飛行することができる機体が多く、

バッテリーを購入する際の目安にしてください。

精密農業

我々の目には同じに見える農作物でも、実際は健康状態や栄養状態が違います。

これをデータ、数値化し分かりやすくするのが精密農業とも言えるでしょう。

精密農業におけるドローンの活用法としては、

上空からカメラをつんだドローンを使い、作物を撮影していきます。

なので広義の意味ではリモートセンシングともいえるかもしれません。

人工衛星からも行われてきた分野ですが民間のカメラでは性能が厳しかった面もあります。

ドローンを活用するメリットは下記です。

上空から撮影するので広範囲のデータを収集できる

自動航行で撮影するので毎回同じルートで撮影できる

毎回同じルートで撮影できるので比較がしやすい

人工衛星よりも地表に近いので高精度なデータが収集しやすい

撮影したデータを解析アプリで解析し、可視化、数値化をおこないます。

それによって下記のようなものが確認できます。

光合成の活性度

将来的な収穫量の予測

収穫の最適な時期

圃場全体の水はけ

圃場全体の高低差

今までは農家の経験や勘に頼った農法が多く、うまく次世代に技術を継承できていない課題もあります。

これを経験や勘に頼らなくても可視化できるところがポイントですね。

地面に圃場の様々なデータを記録する装置を設置する研究も進んでいます。

播種

播種は粒剤散布装置をつかって播かれます。無人ヘリではすでに実用化されていますし、

現在日本で発売されている農林水産航空協会が認可した農薬散布用ドローンのほとんどが

粒剤散布装置に対応しています。

粒剤自体の需要も大きいので導入が進んでいます。

スマート農業 ドローン 活用法 播種

肥料散布

肥料の前述の播種と同様に粒剤散布装置が用いられますが、液剤散布装置で液剤として散布もされます。

肥料に関しては農薬とは違った枠組みになります。

除草剤は液剤のものは空中散布が基本的に禁止されていますが、

肥料に関しては液剤のものがも散布されているそうです。

農業従事者は鉄砲筒のようなもので肥料を飛ばしますが結構重労働で、

初夏以降にこの作業をするのはかなりシンドいようです。

ドローンでも肥料の詰替や作業後の手入れは避けられませんが、

散布業者に委託すればこの作業も外注できますね。

害獣対策

害獣対策は以前からドローンの活用が見込まれている分野の1つです。

赤外線カメラを駆使して動物を撮影したり、生息数を把握したりと幅広く使われています。

最近ではカラスや鳩対策に鷹の鳴き声をスピーカーから発するドローンもあります。

動物も学習するので効果は限定的みたいですが、、、

輸送

収穫した作物を運搬するのも重労働です。普段使われていない空中を使えるのもメリットの1つですね。

最近では建設現場で重い荷物を運ぶドローンも研究開発は進んでおり、

将来的にはAIとの融合や5Gの普及によって様々な応用がきく分野になっています。

輸送、宅配の面でも導入が見込まれます。

受粉

受粉もドローンで代替できる作業の1つです。

液剤散布装置に混合液をいれることによって受粉を促します。

現在では散布ノズルや受粉に適した機体の動きと散布の連携が研究開発実証実験されています。

農業分野でのドローン活用法

まとめ

農業の分野では様々な活用が見込まれます。

自動自立飛行により自動散布や肥料が足りていない箇所にピンポイントで散布を行う研究も進んでいます。

2020年以降、将来現場レベルでの導入も更に進むと考えられます。

ラジコンが趣味の方が散布していた無人ヘリからドローンが自動自立飛行し自動散布する世界が

もう目の前まできています。