
起業したいけどアイデアが思いつかない・・・アイデアが見つからない・・・
簡単に思いつく方法はないの?
起業のアイデアの出し方があれば知りたい!
本記事ではこういった疑問に答えます。
無意識に情報が残るカクテルパーティー効果
起業のアイデアを探す手順を解説する前にアイデアをより探しやすくする下準備をしましょう。
ロンドン大学の研究でこういったものがあります。次の2つのクラスでどちらのクラスがテストでいい成績をとれるかの実験を行いました。
ここはテストに出しますといったクラス
ここを人に説明してください。人に説明しなかった場合、単位をあげませんといったクラス
この2つのクラスを比較した場合、後者の「ここを人に説明してください」といったクラスのほうが成績が良かったのです。
人間は学習する前に今から学習するというプレッシャーをかけなければなりません。なぜならプレッシャーがかかっているとノルアドレナリンが分泌されるからです。これにより次の3つが高まります。
集中力
思考力
記憶力
集中力、思考力、記憶力が高まることによって学ぶ姿勢、意識というものが確立されます。
意識や集中力が高まると次の効果があります。
カクテルパーティー効果
カクテルパーティー効果とは無意識でもそれを意識するようになります。例えば株のチャートの講義だったとします。これを高い集中力で受講した結果、記憶に残ったとします。そうすると街中を歩いていても無意識に株という単語が頭に入ってくるようになります。
つまり勝手に脳に情報が入ってくるようになるのです。これを利用し日常生活で様々な情報が無意識に入ってくるようにしましょう。これには情報収集を行うことが大切です。なぜなら情報収集を行うことによってあなたの脳にその記憶が残ります。
もし記憶が残っていると町中でそういった情報を拾いやすくなるからです。これによって世の中の不満を探しやすくなるはずです。どれくらい探しやすくなるかは個人差があるかもしれません。
起業にはどんな種類があるのか
起業には2種類の方法があります。
解決型・・・社会の不から事業を考える
趣味型・・・やりたいことや得意なことで事業を作る
順番に解説していきます。
解決型の起業
解決型の起業は何が社会の負なのか、どうすれば解決できるのかを考えることです。簡単に言うと書きです。
人々の潜在ニースの掘り起こし
趣味型の起業
趣味型の起業は、あなたのやりたいこと、得意なことから事業を始めることです。
例えばあなたは車の改造が大好きだったとします。趣味が講じて毎日のように改造を行っていました。土日には友人の車を改造してあげたりアドバイスをしていたとします。これを事業として行うのが趣味型の起業です。
解決型の起業アイデアの出し方

解決型の起業アイデアは、簡単にいうと下記の手順で行います。
- 要素分解
- 他社意見
- ヒアリング
それでは順番に解説していきます。
要素分解
要素分解とは世の中であなたが思う不(負)を書き出すことです。あなたの人生を自分の時間と仕事に分けて書き出しましょう。10個程度書き出してみましょう。
例えばライフ(自分の時間)では次のような要素があります。
ライフ(自分の時間)
このようにあなたの身の回りで身近なところから探していきましょう。
ワーク(仕事の時間)
ワークは仕事中の負です。仕事をしていて感じる負を探しましょう。
ライフ(人生)、ワーク(仕事)としましたが、ここは何でも構いません。例えば食事をしている時の負、デートに出かける前の負とあなたが思いついたもので負を書き出していきましょう。
書き出しと相談
あなたが日常生活で感じる負を10個書き出したら、それを友人でも誰でもいいので10個話してみましょう。
それぞれの負でこれを行い、10人中何人が共感してくれたのかを記録します。この中で一番共感してくれたものをビジネスにしていきます。
ダブルダイアモンド思考
1つ負が決まれば次は負を深堀りしていきます。ここでダブルダイアモンド思考を使います。ダブルダイアモンド思考とはフレームワークの1種で問題と解決策の2つから成り立っています。下記手順です。
前述した負の定義をどれかピックアップ
何があればその負が解決するのかを考える
考えたら1つに絞る
絞れたらそれをどのようにマネタイズしていくのか案を考える
考えたら1つに絞る
初めに負を定義します。前項の解決型起業アイデアを参考に負を探しましょう。ここでは「給料が少ない」ことを例に解説していきます。
そして何があれば定義した負が解決するのかを考えます。「給料が少ない」という負であれば次のような案で解決ができます。
スキルアップして社内で給料を上げる
人事と交渉する
良い給料を払ってもらえるところに転職する
副業をはじめる
サラリーマンをしながら投資を行う
ここから転職をピックアップしたとします。
転職するには転職エージェントやマッチング、転職サイト、知人の紹介を利用しますよね。ここでは転職する前の段階にフォーカスし転職する勇気がない人むけに退職代行をえらびました。
この退職代行をどうマネタイズしていくかを考えるのですが、退職代行は一般的には売り切り型のビジネスモデルです。しかし、ここを深掘っていくと○○大学、〇〇の転職サービスから申し込んだ人にはずっと対応します等の付加価値をつけてもいいですね。

これが負の解決型のビジネス案です。
まとめ
負の解決型のビジネス案は以上です。
やりたいことが明確に決まっている人にとって起業は本当に楽しいものだと思います。私は会社に勤めるサラリーマンで新規事業開発の担当をしています。海外の企業とやりとりしたり、世の中にどう広げていくのかを考えるのは楽しいですね。
私はサラリーマンをしながら投資も行っています。投資をしていてよかった面があります。それは上場企業の経営者と話せる機会があることです。中には凄く熱い人もいます。
大企業は難しいかもしれませんが上場したての会社は上場企業でも規模の小さい企業はたくさんあります。そういった規模の小さい企業では実際に経営者と話す機会もあると思います。
またオーナー経営者はその人のアイデアで事業を行っているケースが多く、話をしていると非常に楽しいものです。
あなたの人生の参考になれば幸いです。